新生児の股関節脱臼







新生児の股関節脱臼治療において最も大切なのは、
「脱臼の種類を見極める」という点にあります。



完全脱臼と亜脱臼

股関節脱臼には完全に脱臼している「完全脱臼」
完全にははずれていない「亜脱臼」があります。

亜脱臼の場合は比較的治療がやさしく自然治癒する場合がありますが、
完全脱臼の場合には「整復」を行う必要があります。

※整復とは?
臼蓋の軟骨と骨頭の軟骨が離れてしまっている状態を「脱臼」と言います。
整復とは、臼蓋の中に骨頭を入れる手技を指します。

整復自体は難しいものではありません。
しかし、赤ちゃんの場合は「大腿骨壊死」を起こしやすいので、
整復の際に赤ちゃんの大腿骨頭をいかに損傷させずに行えるか、という点が非常に大切になります。

つまり、技術の高い医師による治療がポイントだということになります。

新生児の股関節脱臼はほとんど自然治癒する

前述した「整復」による治療には医師の間で様々な見解があります。

「整復の治療が早ければ早いほどいい」という考え方の医師と「治療時期が早ければ、
大腿骨頭が損傷しやすい」という考え方の医師に分かれているのです。

日本では現在、治療時期が早ければ大腿骨頭が傷つきやすいという考え方が主流になっています。
この為、新生児が3ヶ月になるのを待って、
それ以降に新生児の股関節脱臼の治療を行う場合がほとんどのようです。

詳細は医師に尋ねてみるといいでしょう。
また、新生児であればおむつの当て方を変えるだけで脱臼が治る場合もありますから、
これも合わせて相談してみるといいですね。



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